DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン home お問合わせ
無料セミナー トレーニング
DNVエキスパートインタビュー

規格を「作る側」
が教える
本質の安全。
ドキュメント
から、
MBSEの
ステージへ。

山下 修平
#05
山下 修平
SHUHEI YAMASHITA

セーフティ・アシュアランス部 プリンシパルエキスパート

サイトトップ > 機能安全・自動車機能安全支援|ISO 26262・SOTIF・Automotive SPICE > Safety & Security メンバー紹介 > エキスパート紹介インタビュー一覧 > DNVエキスパートインタビュー#05山下修平

Introduction

1983年に自動車メーカーへ入社し、約30年にわたりエンジン電子制御および車両E/Eアーキテクチャ開発の最前線に立ち続けてきた、まさに“現場を知る”ベテランエンジニアである。さらに2005年以降は自動車技術会の機能安全分科会長として、ISO 26262の規格策定活動に参画し、日本における審議を主導してきた。

すなわち彼は、ISO 26262を「適用する側」ではなく「策定する側」に立ってきた、日本における第一人者である。もともとはロックンローラーを志していたという自由な気質を持つ彼が、なぜ「安全設計の共通言語」という緻密かつ厳格な領域に深く関与するに至ったのか。自動運転やSDVの進展によりシステムが爆発的に複雑化する現在、彼が提唱する「機能安全を可視化して設計する」ためのMBSEの最前線に迫る。
約40年にわたる現場経験と規格策定のリーダーシップ

ロックンロールから制御理論、
そして「作る側」へ

「大学では音響工学研究室にいました。ロックンロールで楽器などの音を加工するアナログエフェクターの自作にはまっていたんですが、やがてデジタル化の波に飲まれて(笑)。演算子法や制御理論を学ぶうちに、『動くもののダイナミクス』の面白さに目覚め、自動車会社へ飛び込みました」

転機が訪れたのは、欧州OEMとのアライアンス業務でした。フル電子制御システムの安全性を説明しようにも、当時そこには世界共通の「言語」がありませんでした。欧米のエンジニアと喧々諤々の議論を交わした原体験が、のちにISO 26262の第一版策定メンバーへと突き動かします。
ロックンロールから制御理論、そして「作る側」へ

MBSE(モデルベース
システムズエンジニアリング)とは?

コンピュータ上で整合性が取れたモデル(SysML等)を活用し、システム設計・検証を効率化する次世代の手法です。
従来、自動車のシステム設計や安全コンセプトの構築は、ホワイトボードに絵を描いたり、WordやExcelを用いた「ドキュメントベース」で行われてきました。

これに対し、MBSE(Model-Based Systems Engineering)は、システムに対する「要求」「構造」「振る舞い」などを、バラバラのドキュメントではなく、「コンピュータ上で整合性が取れたモデル(SysML等)」として構築し、設計・検証を進める次世代の手法です。
MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)とは?

なぜ今、MBSEだけでなく
「mbFS」が必要なのか?

現代の自動車開発では、「複雑化したシステムを安全に設計し、その妥当性を論理的に説明する力」が求められています。
なぜ今、MBSEだけでなく「mbFS」が必要なのか?

DNVだから実現できるmbFS支援

世の中には高価なMBSEツールがたくさんありますが、「導入したけれど、ただ絵を描いているだけ」で現場のプロセスと乖離してしまっている
企業が後を絶ちません。

単なるツールの導入ではなく、「機能安全起点」でモデルを作れることが、私たちDNV最大の強みです。
DNVだから実現できるmbFS支援

DNVの伴走型mbFS支援ステップ

私の支援は、マニュアルを納品して終わるものではありません。実際に私たちがプロジェクトに依頼いただいた際、お客様が自走できるようになるまで、現場に入り込んで段階的にサポート(伴走)します。
DNVの伴走型mbFS支援ステップ

譲れないこだわり:現場の「腹落ち」が、安全の実行力を高める

私は単なるコンサルタントではありません。日々の業務を進める上で、決して譲らない「熱い信念」があります。
それは、現場のエンジニアが「本質的理解に達すること」です。
譲れないこだわり:現場の「腹落ち」が、安全の実行力を高める
私が支援させていただいたあるサプライヤー様が、私たちの手法で作成した安全コンセプトを海外顧客にプレゼンした際、「非常に分かりやすい」と絶賛されて受注に繋がったことがありました。あの時は本当に嬉しかったですね。

現場の苦悩が分かるからこそ、最後まで現場の皆さんと伴走し続けます。
現場に寄り添う3つの姿勢

番外編:ビーチと猫と、型破りな自由人

論理と厳密さが求められる仕事の反面、週末の私は全く別の顔を持っています。

海を舞う自由人
海を舞う自由人

「大半の週末はビーチにいます。嵐の時はウイングフォイル、波がある時はフォイルサーフィン。自然のダイナミクスに身を任せるのが最高のリフレッシュです」

ネコおぢ、爆誕
ネコおぢ、爆誕

「風も波も無い日は、猫たちとまったり過ごします。周囲からはよく『自由人ですね』と言われますが、実際に自由にやらせてもらっています(笑)」

山下 修平

山下 修平| Shuhei Yamashita

セーフティ・アシュアランス部 プリンシパルエキスパート

自動車メーカーでの約30年にわたるエンジン電子制御・車両E/Eアーキテクチャ開発の経験を持つ。ISO 26262の規格策定に初期から参画し、日本における規格審議を主導した第一人者。現在はドキュメント中心の設計からMBSEへの転換を強力に推進し、現場のエンジニアが真に「腹落ち」するアドバイザリサービスに定評がある。

最後に、このページをご覧の皆さまへ

機能安全に限らず、自動車電子制御システム開発分野の困りごと相談から人生相談(エンジニアライフ設計)まで広く承っております。

「相談したいけれど、何から話せば良いか分からない」—— そんな段階でも構いません。現場の皆さまが「腹落ち」するその瞬間まで、私がしっかりと伴走します。どうぞお気軽にお声掛けください。

まずは、現在の安全設計・MBSE活用状況についてご相談ください。課題整理から、mbFS導入・定着まで段階的に支援します。

Interview to expert

エキスパート紹介インタビュー一覧

Cyber security team,Safety & Assurance teamそれぞれのエキスパートのパーソナリティや専門性を深堀りしています。記事は随時追加されますのでご期待下さい。

エキスパートメンバー紹介へ

DNVエキスパートインタビュー
"監査"って
どんなことを
するんですか?
宮崎 靖一
Cybersecurity Laboratory エキスパート
組織の健康診断のようなもの。目的はミスを責めることではなく、見落としやリスクの芽を早期に見つけ改善につなげること。 初めての企業には検診に来たつもりで臨んでいます。
記事詳細

監査は組織の“健康診断”とも言える重要なプロセス。品質やセキュリティ、信頼性を支える土台となっています。

DNVエキスパートインタビュー
自動車の
サイバーセキュリティ
対策は急務
松田 一樹
Cybersecurity Laboratory エキスパート
私たちの支援は、単にルールを作るだけでは終わりません。脅威分析に悩む皆様に、独自手法と伴走支援でCSプロセス構築を導き、規格準拠と論証可能なエビデンスを作成、実務に定着させます。
記事詳細

自動車のサイバーセキュリティ対策が急務となる中、多くの企業がプロセス構築、特に「脅威分析」に課題を抱えている。

DNVエキスパートインタビュー
開発は、
人でなくプロセスで
作りこむ
近藤 聖久
Safety & Assurance Dept. エキスパート
車載ソフト開発の「人依存」から脱却するにはプロセス改善が重要だと考えています。私は開発・PM・QAの経験を踏まえ、A-SPICEを規格ではなく“物差し”としてどう生かすかをお話しします。
記事詳細

特に複雑化する車載ソフトウェア開発において、プロセスの標準化と改善は喫緊の課題である。

DNVエキスパートインタビュー
"生きた
対応体制"
を共創する
福田 かおり
Cybersecurity Laboratory エキスパート
自動車メーカーでの“ひとりCSIRT”立ち上げの経験から、「機能と組織を区別し、企業文化に溶け込む形で実装する」ことの重要性を痛感しました。形骸化しない、現場で本当に役立つ「セキュリティ消防隊」のような組織作りについてお話しします。
記事詳細

サイバー攻撃の巧妙化と法規制の厳格化により製品と組織のインシデント対応は企業存続の必須条件となっている。

DNVエキスパートインタビュー
規格を「作る側」が教える本質の安全。
ドキュメントから
MBSEのステージへ。
山下 修平
Safety & Assurance Dept. プリンシパルエキスパート
自動運転やSDVでシステムが爆発的に複雑化する今、私は「機能安全を可視化して設計する」mbFSの最前線をお話しします。規格を“作る側”の視点から、本質の安全に迫ります。
記事詳細

自動運転やSDVでシステムが複雑化する中、機能安全を可視化して設計する「mbFS」が、ドキュメント中心の安全設計に代わる次のステージとして注目されている。

▲ページの先頭に戻る